見たもの

獣王星 #01〜11(Last)

http://jyu-oh-sei.com/
 こんなにヒドいのに面白いアニメは初めてだ。見ながら何度「ヒドスwwww」と思ったことか。
 どのキャラクターも第三者視点だとまったく救いがないのに本人は幸せそうに死んでいくあたりとかマジカワイソスwwww
 主人公トール(スパッツ少年 CV:高山みなみ)の双子の弟ラーイ(スパッツ少年 CV:高山みなみ)はウザくて邪魔臭さいんだけど大切な兄弟だよ演出をたっぷりやっておいてあっさり現地の化け物植物に飲み込まれて死ぬし(後々「実は生きてました」と再登場するかと思ってたのにそんな都合のいいことはない)。
 トール(スパッツ少年)に命を助けられて惚れてしまうティズ(オレっ娘 CV:水樹奈々)はその後何年も「子供作ろう、な?」とアプローチしつつ片腕としてがんばってきたにも関わらず、後半にぽっと出てきた美人にあっさりトールをとられ妹扱いされ、最後の最後にトールから「帰ったら子供を作ろう」と言ってもらえたにも関わらず別な男をカバーリングして死んじゃうし。
 幼いころからの夢をかなえるために、外見も性格も変え、どんな手を使っても任務を遂行したにも関わらず夢は絶対かなわないという真実を突き付けられ絶望するも立ち直り、トールの足手まといにならないためにこめかみに銃弾を打ち込んで死ぬサードとか、ぬか喜びしてひどい目にあうキャラがてんこもりですよ。まぁ大方のキャラは腹にイチモツかかえていてヒドい目にあっているのだが、ティズだけは何の裏も無く純粋にトールを慕っていただけなのにあんなヒドい目にあうのはかわいそすぎる。獣王星はホントに地獄だぜふーははーはー。


 悪役である政府(?)側のキャラクター名が変に煮えてて面白かった。オーディン閣下とかヘイムダル大佐とかロキ博士とかとか。3人の名前がひとつのGMシーンで立て続けに出てきたときはアルシャードにカエレと素で思ってしまったよ。


 5話の最後でトール(スパッツ少年)がリング*1のトップと決闘をして、瀕死になりつつも一命を取り留めて終わったと思ったら、いきなり6話で何の説明もテロップもなしに4〜5年時間が経ってたときはかなり焦った。一話録りそこなったか?と。トールも「スパッツ少年 CV:高山みなみ」から「プラチナブロンドイケメン CV:堂本光一」になってたし(堂本光一は初声優ながらも意外と上手かった)。ティスも「巨乳ホットパンツ絶対領域オレっ娘 CV:水樹奈々」になってた(これは喜ぶポイント)。


 原作はもっと長く丁寧にやってて、アニメは1クールしかやれないから駆け足になったんだろうなと思ったけど、漫画版の公式サイト見るとそうでもなさそうなヨカン。え、ウッソマッジ?

いぬかみっ!「だから死にたい私の歌っ!」

 以前、やにおさんと声優話をしてるときに「水樹奈々の声優声ってあんまり特徴なくて印象ないんスよ」とか話してたけど、最近聞き分けられるようになったかも。なぜなら今回のゲストキャラクターの声が水樹奈々だと一発で聞き分けられたからっ。あれですよ、アニメいっぱい見てれば音感とかいらないッスよ(多分)
 サブタイにあるようにゲストキャラクターの女の子は歌を歌う娘なんですが、最後に主人公が「あんた歌の才能結構あると思うぜ」と言う脚本はどーなのか。いやこの脚本先にありきのキャスティングなんだろうけど、なんか面白かった。

錬金3級まじかる?ぽか〜ん #23「哀愁の呪文は思い出に変わるとき」 #24「優しい呪文は魔法使い」

 ゆうまがりるに羽交い締め(?)される腕の中でもがき、脱力するのが何かカワイイ。デジタル放送が本格的に始まったら作中と同じような問題が起こるのじゃろうか。ガクガク。というかまじぽかで学ぶことがあるとは思いも寄らなかったっ。
 やっとゆうまがメインっぽい話がきたと思ったら最終回ですよ。
 最初はタイトル見てもまったく意味が分からずキャラ絵を見ても特に期待することも無かったのだけれど、実際見始めてみるとなんだか面白くてくせになる変なアニメだった。多分斉藤桃子力と作画が一定高めのレベルで安定していたあたりか。

プリンセス・プリンセス #Last「姫の選ぶ道」

 あるぇーもう最終回? まぁいくらでも続けられそうだけどぐだぐだするよりかは1クールで終わっておくのがベストな量か。
 女装している主人公たちよりも、その女装男たちを狂信的に応援している一般生徒達がキモくみえるのは仕様だったのだろうか。

*1:獣王星に住む人間達が作ってる部族みたいなの